予防医学に基づく病気予防 / 成健研究所

成健研究所

報告7 パニック障害

医療法人社団・一友会「ナチュラルクリニック代々木」で直接扱った患者様の臨床報告を時系列でご紹介します。

人物紹介

成健研究所

埼玉県 B・Gさん(27歳・女性)の場合

報告内容

〔2006年12月20日〕当院初診
アパレルに勤めるスレンダーな女性。電車や人混みでパニックになってしまう。心臓がバクバクし、息ができなくなる。泣くことが多く、大体は泣きつかれて寝つくような毎日。職場で昼食をとった後に、よく吐き気を催す。胃が悪いというよりも、精神的な要素が多い吐き気である。食欲はないが、無理やり詰め込んできた。頭痛もあった。内服薬は次の通りである。(デパスは調子の悪いときだけ服用)

●デパス(1mg)1日3錠、毎食後に服用
●リボトリール(1mg)1日1錠、就寝前に服用

いくつかサプリメントを提案したが、「まずはK・リゾレシチンだけを」ということでスタート。

〔2007年1月5日〕
「違いを感じる」というのが第一声であった。セールの準備があって忙しかったが、何とか頑張れたとのこと。でもまだ寝つけない日が多く、食事後の吐き気も続いていた。まだ電車や人混みでは、息が荒れてしまう。ビタミンB複合体を追加。

〔2007年1月19日〕
少し調子を崩してしまった。いつもよりデパスに頼ってしまったとのこと。でも「何かが大きく変わりはじめている」と言う。「ありがとう」と言えるようになった。同時に彼との関係もうまくいくようになった。

〔2007年2月2日〕
ノロウイルスだろうか。ものすごい下痢に悩まされてしまった。でもそれが治った後「お腹がすいた!」と久しぶりに思った。彼との関係は良好だが、自分のお母さんとはあまりうまくいっていない。

〔2007年2月16日〕 
かなり落ち着いてきた。今の職場に見切りをつけ、新天地に飛び込んだ。実に活き活きとしていた。